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不足してはいけない理由と症状

最近の傾向ではここ20年あまりの間に、出生した赤ちゃんの体重が約200g減っています
これは葉酸の摂取不足をはじめとした低栄養が原因と言われています。

 

 

低体重で生まれた赤ちゃんは発育の遅れ虚弱体質などの問題がでてきます。
妊娠中は葉酸欠乏症にならないよう、注意が必要です。

 

葉酸は、赤ちゃんの先天性の障害である神経管閉鎖障害を防ぐのに有効な成分です。
厚生労働省からも積極的な摂取をすすめられています。

 

葉酸欠乏症になるとどのようなリスクがあるのか、葉酸が不足しないための方法や、必要な摂取量などを説明していきますね。

 

 

1. 葉酸基礎知識

ビタミンB群の1種で、水溶性という特徴を持ち、ほうれん草から発見されたことから「葉酸」という名前が付けられた栄養素です。
加熱調理に弱く吸収率も低いため、とにかく不足しがち
サプリメントでの摂取が厚生労働省からもすすめられています。
必須栄養素であり、葉酸欠乏を避けなければいけない理由は、血液の元・赤血球の生成に関わっていて、細胞分裂や細胞の成長や発育に欠かせない栄養素だからです。

 

 

それだけでなく、
葉酸は私達にとって大切な遺伝子であるDNAアミノ酸の合成にも関わっていて、最近では妊娠中だけでなく「貧血を防ぐ」「口内炎を予防する」「病気に対する抵抗力を高める」などの効果もデータとして挙げられています。
成人病予防という観点では、動脈硬化の予防にも注目されています。

 

葉酸緑黄色野菜レバーに多く含まれています。
妊娠したらバランスの良い食事を心がけ、食生活には十分気をつけましょう。

 

2. 葉酸が不足してはいけない理由

妊婦さんに積極的な摂取が推奨されているのには理由があります。
葉酸が欠乏すると胎児の神経管閉鎖障害のリスクが高まってしまうことが数多くの研究結果として挙げられているからです。

 

 

「神経管閉鎖障害」とは、脳や脊髄の元(神経管)に起こる先天異常のこと。
妊娠初期は胎児の細胞増殖が盛んなため、この時期に摂取量が不足すると、葉酸欠乏の状態になり神経管閉鎖障害の発症リスクが高まってしまうのです。
(神経管閉鎖障害:二分脊椎や無脳症などの先天障害を引き起こす)

 

3. 葉酸欠乏症の原因

どのような場合に摂取量が不足しやすいかというと、まずは食事から摂る量が不足した時や、腸からの吸収が十分に行われない場合にも葉酸欠乏症が起こることがあります 。
例えばピルを服用している場合は、腸での吸収が悪くなる傾向があります。

 

 

特に妊婦さんには通常時の2倍近くの摂取量が必要とされていますので、ただでさえ葉酸が不足してしまいやすいのです。
その他、抗がん剤・免疫抑制剤・抗けいれん剤・非経口栄養剤投与時、アルコール中毒や血液透析などが元でも葉酸欠乏症が発症すると言われています。

 

4. 野菜を食べていても葉酸は欠乏する

野菜を多く食べていれば充分と勘違いしている方も多いようですが、それは正しい知識ではありません。
食品に含まれる葉酸の大部分は、「ポリグルタミン酸型」です。
消化吸収されるまでの代謝過程で、様々な影響を受けるために、ポリグルタミン酸型の生体利用率は50%以下なのです。

 

 

さらに食事だけでは不足しやすい理由として、葉酸は加熱調理で壊れやすいという点。
油断するとすぐに葉酸欠乏の状態になってしまいます。

 

これに対してサプリメントに使用されるのは「モノグルタミン酸型」。
食品中のものとは構造が異なっていて、安定性と生体利用率が高いのです。
食事で足りない分は、葉酸サプリから効果的に取ることがおすすめ。
厚生労働省でも、サプリメントでの摂取を推奨しています。

 

5. 葉酸欠乏症はどんな症状?

食の欧米化に伴い、現代では多くの人で葉酸不足が常態化しているとも言われています。
特に若い女性

 

極端な食事制限によるダイエットで葉酸不足になっていた場合などに、初期の妊娠に気づかないで胎児へ悪影響を及ぼすことも心配されています。
ダイエットが原因で、大切な赤ちゃんに影響があっては大変ですよね。

 

 

葉酸が不足するとどの様な症状が現れるのでしょうか。
影響は、妊婦さん・赤ちゃんの双方に現れます。

 

葉酸欠乏症の症状その1・口内炎など粘膜に出る症状

葉酸は、DNAの合成とともに、たんぱく質の合成にも関わっています。
たんぱく質は身体を作る大切な栄養素なです。
葉酸が不足するとそれだけ細胞が新しく作られるときに弊害がでてきます

 

特に細胞の入れ替わりが頻繁に行われているのが、口、舌、胃、腸などの粘膜なのです。
そのため粘膜への影響が大きくなり、胃や腸に潰瘍ができたり、口の中に口内炎ができたりします。

 

葉酸欠乏症の症状その2・発育障害

先述の通りで、葉酸は身体を構成している細胞が分裂したり、成熟するときに重要な働きをしています。
そしてDNA=遺伝子を構成する「核酸」という物質を合成するときにも必要になります。
細胞が分裂、増殖して再生するときは、DNAの情報を元に行われるので、もし葉酸が不足して、このDNAの合成が不十分だと、正常な細胞も再生されなくなってしまいます
妊婦さんが一番知っておくべくことは、人間の成長過程では、お腹にいる胎児のときや、乳児のときが一番活発に細胞が増えているということ
このとき、葉酸が不足すると発育が不十分になったり、脳神経に異常がでてくるリスクが大きくなります

 

 

また、胎児の場合、受精後1〜2週間の初期の段階で、主な中枢神経ができてしまいます。
わかりやすくいうと、妊娠に気付いてから葉酸が不足しないようにしても、手遅れなわけです。
もし、これから妊娠を予定している場合や妊活中の場合は、要注意です。
妊活中から早めに葉酸が不足しないように、食事のメニューやサプリメントで補うようにしましょう。

 

参考:妊娠中・妊婦に必要な栄養素

 

葉酸欠乏症の症状その3・悪性貧血

葉酸ビタミンB12が不足すると、鉄分不足による貧血とは違う、悪性貧血の原因になります。
肺で取り入れた酸素を、体の隅々まで巡らせているのは、血液中の赤血球が行っています。
この赤血球は、4カ月くらいの寿命があり、毎日約40〜50mlが新たに作られ、古い赤血球と入れ替わります。
貧血は主に鉄分不足によることが多く、皆さんもそう解釈されていると思いますが、葉酸欠乏が原因となる場合はそれとは異なります。
悪性貧血と呼ばれるもので、赤血球が巨大な大きさになり酸素を運ぶ能力がほとんどなくなってしまいます。
体内で酸欠状態が起こって動悸、息切れ、立ちくらみ、頭痛、集中力が続かないなどの欠乏症の症状がでてきます。

 

葉酸欠乏症の症状・その他

上記に挙げた以外にも、舌炎、下痢、うつ状態、体重の減少を引き起こすことがあると言われています。
また貧血は潜行性に進行する場合があるので、症状が出た時点ではすでに進んでいて重度になっている可能性があるので注意が必要です。
何よりも妊娠中に葉酸が欠乏すると、胎児の神経管欠損や、その他の脳障害のリスクが高まってしまいます。
充分に摂って不足を防ぐことが必要です。

 

6. 適切な葉酸摂取量は?

葉酸欠乏にならないためには具体的に必要な摂取量はどのぐらいなのでしょうか?

 

 

厚生労働省の推奨量をご紹介します。

 

妊娠計画時期(妊娠前・妊活中)

食事からの推奨摂取量/ 400μg・1日(+サプリメント等から400μg)
欠乏すると妊娠力の低下にも…。葉酸は妊娠力をサポート、着床率を高めます。

 

妊娠初期

食事からの推奨摂取量/ 480μg・1日(+サプリメント等から400μg)
葉酸が欠乏すると発育遅延や自閉症のリスクも。流産や貧血も防ぎます。

 

妊娠中期

食事からの推奨摂取量/ 480μg・1日(+サプリメント等から400μg)
流産や早産を予防。妊娠高血圧症や貧血も予防できるので不足しないように補いましょう。

 

妊娠後期

食事からの推奨摂取量/ 480μg・1日(+サプリメント等から400μg)
貧血を予防。赤ちゃんの免疫機能や消化機能を向上。

 

7. 出産後も葉酸欠乏にならないように

出産したらそれで摂取が必要なくなる訳ではありません。
葉酸が欠乏してしまうと産後の母体の回復の妨げに。
授乳中のママは特に赤ちゃんに栄養をきちんと送り届けるためにも不足しないように心がけることが大切なことです。

 

 

出産直後

食事からの推奨摂取量/ 340μg・1日(+サプリメント等から400μg)
葉酸欠乏は貧血の原因に。
産後の子宮回復を促すためにも、しっかりと摂ってママの身体もケアしましょう。

 

授乳中

食事からの推奨摂取量/ 340μg・1日
母乳は血液から作られています。
葉酸は造血効果があるので、欠乏すると母乳の出が悪くなることがあります。
授乳期間もしっかり摂取して不足しないようにしましょう。

 

8. 過剰摂取について

葉酸が不足することばかり取り上げてきましたが、反対に摂り過ぎは大丈夫なのでしょうか?
摂取量の上限は1,000μg(成人男女、妊婦・授乳を中含む)とされています。
※「日本人の食事摂取基準(2015年版)」による

 

葉酸を大量に摂取した場合、ごく稀にですが、発熱、じんましん、呼吸障害、紅斑、中枢神経系への副作用等を起こす可能性があります。
また、ビタミンB12欠乏症の診断を困難にしたり、妊娠中には必要な栄養素である亜鉛の吸収を抑制してしまい、今度は亜鉛不足になってしまう場合もあります。

 

ただ、食品からで葉酸摂取量の上限を超える可能性はかなり低いので、あまり過剰に神経質になる必要はありません。
加熱調理で半減してしまう成分ですし、どちらかというと妊婦さんの必要量400μgをしっかり摂取する意識が大切です。

 

9. 葉酸欠乏を防ぐために…

食事の欧米化が進んだ他、過度なダイエットにより野菜不足の女性が多くなっています。
若い女性の野菜不足が原因で、近年では葉酸欠乏症と見られる出産報告が多くなり、胎児との関連が注目されるようになりました。

 

 

また、妊娠初期はつわりで必要な栄養成分が食事で摂れないという人も多くいます。
こうした理由からも、葉酸の効果と重要性を考え、厚生労働省がサプリメントでの摂取を推奨するようになったのです。
(モノグルタミン酸型の摂取を推奨)

 

もうひとつ、葉酸の水溶性という性質がとてもやっかいで、調理の過程で失われやすいのです。
加えて食品に含まれるものは、体内利用率50%程度しかないということ。
食事からは摂取しにくい特徴があることからも、葉酸欠乏にならないために、サプリメントで取るようにと勧告しています。

 

 

妊婦さんでも安心して飲める葉酸サプリを選んで、不足しないように過ごしましょう。

妊娠中、妊活中の方には葉酸サプリがおすすめです!
とは言え、どんな製品でも良いわけではなく、赤ちゃんの為にも安全で効果のあるものを選ぶ必要があります。
当サイトでは、葉酸サプリおすすめランキングも紹介しているので、参考にしてみて下さいね♪

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